オーストラリアやタスマニア、ニューギニアなどの森林で樹上生活をし、前肢と後肢の間には滑空するための皮膜も持っています。活動は夜行性。食性は雑食性で、樹液なども食べているようです。
フクロモモンガという名前のとおり、おなかに「育児のう」と呼ばれる袋を持ち、その中に子供を入れて育てます。
- 大きさ/寿命
- 頭胴長約15cm 体重:約90~600g
- 被毛のタイプ
- 体全体はやわらかい短毛で被われており、前肢と後肢の間には、滑空するための飛膜がついています。
- カラー
- 体全体は灰色または褐色で、腹部はクリーム色。頭部には縞模様があります。
- 飼育スペース
- 広々としたスペースが必要です。ケージは縦長の大きなものを選びましょう。
- 運動
- 散歩は特に必要ありません。慣れてきて部屋で放し飼いにするときは、窓やドアを閉めましょう。
- お手入れ
- 特に必要ありません。
- 食餌
- 活動を始める夕方に与えます。野生では主に果物やを食べて生活しているので、バナナやリンゴ、ミカンなどの果物とミルワームや豆腐などのたんぱく質を与えるといいでしょう。最近ではフクロモモンガ用のペレット(総合配合成形飼料)も市販されいます。
- 飼育難易度
- トイレのしつけ
- こんな人に向いています
- 臆病な性格なので、静かな環境を用意できる人に向いています。また、夜行性のため、夜中に世話のできる人におすすめです。