17世紀ごろ、イギリスのウェールズ地方でヤマシギ(英語名はcocker:コッカー)という野鳥を追う狩猟犬として活躍していたのが、イングリッシュ・コッカー・スパニエルです。14世紀ごろにヨーロッパで広まったスペイン出身の狩猟犬がイギリスで改良されて生まれたのが、この犬種だと言われています。
このイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、アメリカン・コッカー・スパニエルの祖先で、外見的に似ている点が少なくありません。エクステンション(付け毛)のような大きな垂れ耳、絹糸状の豊富な被毛が特徴で、断尾する習慣があります。
性格は陽気で人なつっこく、子供好き。ただし、たまに興奮することもあるので、しっかりとしつけるようにしましょう。
- 名前の由来
- 猟でコッカーという野鳥を飛び立たせる役割を担っていたスパニエル種なので。
- 特徴
- 絹糸状の被毛と大きな垂れ耳。アメリカン・コッカーより大きめ。
- 性格
- 陽気で人なつっこい性格。興奮すると、たまに噛むことも。
- 大きさ
- 体高:38~43cm前後 体重:12~15kg前後
- 被毛のタイプ
- 絹糸状の長めのダブルコート(上毛と下毛からなる二層の被毛)。
- カラー
- ホワイト地に多彩な色の班、ブラック、ブラック&タン(茶褐色)など。
- お手入れ
- こまめにブラッシングをしてあげましょう。運動後は特に念入りに。
- お手入れは?
- 毛は抜ける?
- 吠える?
- 運動量は?
- こんな人に向いています
- 運動を十分にしてあげられる人。一緒に遊んであげられる人。