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イベント詳細情報

イベントID 58
イベント名 「いつだって猫展」
日 時 2019年04月19日〜2019年06月09日 00:00〜16:45
場 所 仙台市博物館
宮城県仙台市青葉区川内26番地
入場料・参加費 一般・大学生1,300円(前売1,100円)、高校生700円、小・中学生500円
お問合せ TEL:022-225-3074 (「いつだって猫展」仙台展実行委員会(仙台市博物館・ミヤギテレビ))
URL https://nekoten-mmt.tv/
種類
詳細

展覧会概要
猫は古来より日本人が愛玩し、私たちの暮らしに寄り添ってきた動物です。そのため人との関わりのなかで語られ、あるいは絵画に描かれてきました。特に江戸時代後期には現代と同じように「猫ブーム」がたびたび到来し、日常の可愛らしい仕草をする猫はもちろん、怪談話の化け猫や擬人化された猫など、様々な猫が浮世絵や絵入り本に登場しました。また、幕末以降、猫が福を招くという俗信から、各地で招き猫の土人形が盛んに作られています。本展では、こうした江戸時代から明治時代にかけて巻き起こった「猫ブーム」の諸相を浮世絵や版本、土人形などを通して紹介します。

この展覧会はこれまで東海・近畿地方等を巡回しましたが、東日本では仙台が初開催となります。

会期:2019年4月19日(金)~6月9日(日) 46日間
休館日:毎週月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
開館時間:9:00~16:45(入館は16:15まで)
会場:仙台市博物館
仙台市青葉区川内26番地
観覧料:一般・大学生1,300円(前売1,100円)、高校生700円、小・中学生500円
主催:「いつだって猫展」仙台展実行委員会(仙台市博物館・ミヤギテレビ)問い合わせ先:仙台市博物館:022-225-3074
ミヤギテレビ事業部:022-215-7700

展示構成
第1章 江戸の暮らしと猫
人々の暮らしのなかで猫はどのように受け入れられてきたのでしょうか。猫は少なくとも弥生時代中期から日本にいたとみられ、奈良・平安時代以降はその希少性から上流階級に愛玩されるペットとなりました。

しかし江戸時代にはいると、猫は庶民の生活のなかに溶け込み、鼠を捕まえる益獣として重宝され、さらに魔を祓う縁起物としてもみなされました。またその一方で魔性を持つ動物としても捉えられています。

本章では鼠退治に奮闘する猫や女性の魅力をひきたてるマスコットとしての猫、伝承に残る怪しい猫などをご紹介することで、猫ブームが生み出された土壌ともいうべき江戸の人々が抱く猫のイメージを皆さんに共有していただきます。

第2章 化ける猫
江戸時代後期には歌舞伎や合巻本の復讐譚に欠かせない素材として化け猫たちが登場し、大活躍しました。特に文政10年(1827)、歌舞伎芝居「独道中五十三駅」で三代目尾上菊五郎が化け猫の精を演じて大評判となり、以後、化け猫物は繰り返し上演される人気演目となりました。

このとき、四代目鶴屋南北によって創作された化け猫像―十二単を着た老婆が夜な夜な行灯の油をなめるーは第1章でみてきたように、江戸時代の人々が猫から連想するイメージ、女三宮や踊る猫、老婆に取り憑く猫―が集約されたものといえるでしょう。

本章では、こうした化け猫ブームのなかで、つくりあげられてきた猫の姿をご紹介します。

第3章 人か猫か、猫か人か
天保12、13年(1841,42)頃、江戸に大きな「猫ブーム」が到来しました。愛猫家でもある歌川国芳が次々と猫を題材とした浮世絵を発表したのです。その評判は当時の合巻でも「今世の中の流行」として紹介されています。彼の描いた作品をよく見ると、猫の顔が歌舞伎役者の似顔絵になっている一方、猫たちが擬人化されたものがあります。人が猫に化けたのか、はたまた猫が人に化けたのか。

第1章で紹介したように、猫は人の暮らしと密接につながり、私たちの観察対象となることもしばしばです。また表情が豊かであるからこそ、私たちは彼らに人格を見いだしてしまうのかもしれません。

本章ではまず天保の猫ブームを生み出した背景として、歌舞伎役者である二代目市川九蔵が猫の顔を描いた団扇を持って踊った歌舞伎芝居や、猫を主人公とした合巻を紹介します。さらに天保の猫ブームのなか生み出された浮世絵と、このブームの立役者である浮世絵師歌川国芳をご紹介いたします。

第4章 福を招く猫
嘉永5年(1852)、江戸で「丸〆猫(まるしめのねこ)」「招き猫」と呼ばれる今戸焼の土人形が招福のシンボルとして流行しました。残念ながらこの「丸〆猫」ブームは4,5年で終息したようです。しかし、その後も招き猫は全国各地に拡がって制作され続け、さまざまなバリエーションが生み出されました。招き猫の根強い人気は現代へも連綿とつながっており、私たちの住む町のあちこちで、あの福福しい姿を目にすることができます。

この章では、嘉永の招き猫ブームにまつわる資料に加え、明治以後に続々と誕生した日本全国の招き猫たちが大集合します。

第5章 おもちゃ絵になった猫
江戸時代末期から明治時代にかけて、子どもの手遊びとした簡易な浮世絵「おもちゃ絵」が大量に生産されましたが、そのなかで猫を題材としたものが多く残っています。これらを見ると、猫がいかに子どもたちに愛される動物であったかということがよく分かります。「おもちゃ絵」に見る猫の世界をご覧いただくとともに、一部のおもちゃ絵を復元し、その楽しさを体感していただきます。


関連イベント
1.記念講演会「江戸の猫ブーム」 ※申込みは終了しました。
日時:4月20日(土曜日) 午後1時30分から午後3時00分まで
会場:仙台市博物館ホール(定員:200名)
講師:津田卓子 氏(本展企画者・名古屋市博物館学芸員)
※事前申込制・聴講無料

2.記念講演会「東北の猫たちと人とのホットな関係―民俗事例を中心に―」
日時:5月11日(土曜日) 午後1時30分から午後3時00分まで
会場:仙台市博物館ホール(定員:200名)
講師:石黒伸一朗 氏(村田町歴史みらい館専門員)
※事前申込制・聴講無料

3.招き猫絵付け体験
日時:5月12日(日曜日) 
午前の部 午前10時00分から午後12時00分まで
午後の部 午後1時30分から午後15時30分まで
会場:仙台市博物館講習室(定員:200名)
講師:博物館職員
定員:各回30名(小学生以上)
参加費:500円(当日集金)
※事前申込制・有料

【講演会への申込み方法】
1から3の各イベントに参加をご希望の方は、1名様1回につき1枚の往復はがきに、住所・氏名(ふりがな)・電話番号・希望する行事の番号(一つ)を明記して、下記までお申し込みください。
また3は午前・午後の希望を記入してください。応募多数の場合は抽選となります。

※申込〆切(〆切当日消印有効)
記念講演会「江戸の猫ブーム」:4月3日(水曜日) ※申込みは終了しました。
記念講演会「東北の猫たちと人とのホットな関係―民俗事例を中心に―」:4月17日(水曜日)
招き猫絵付け体験:4月19日(金曜日)

申込先住所:郵便番号980-0862 仙台市青葉区川内26 仙台市博物館「いつだって猫展」係
※1枚のはがきでお申し込みできるのは1つの行事・1名様までです。複数の行事の聴講・参加をご希望の方は、申込回数分の往復はがきをご用意ください。
猫またクイズ
「猫また」が出題するクイズに挑戦しよう!
(会期中会場内)

人気ニャンキング
お気に入りの猫作品に投票しよう!
(会期中会場内)

プレイミュージアムイベント「あなたも摺(す)り師~猫版画(はんが)~」期間:4月19日(金曜日)から6月9日(日曜日)まで
会場:博物館2階 プレイミュージアム
※参加自由・材料費無料(常設展観覧券が必要です)
うちの猫(こ)自慢
愛猫の写真をプリントして特別展会場入口にご持参ください。(要観覧券)
会期中、館内に掲示いたします。
なお、写真は返却できませんのでご了承ください。

22(にゃんにゃん)の日先着プレゼント
5月22日(水曜日)は先着222名に粗品をプレゼント!

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