20~70代のペットオーナー1579名を対象に実施されたこの調査によると、混合ワクチンの接種率に関して、「1年に1回は必ず接種している」が59.1%、「数年に1回は接種している」が20%と、8割近いオーナーが何かしら感染症予防対策を行っていることがわかった。
一方で、「ワクチンの種類や効果、副作用などを知っていますか」という問いに対しては、何かしら「知っている」と回答した人が74.9%にのぼったものの、残りの25.1%が「知らない」と回答し、ワクチンの内容を理解していない状態でペットに接種させている人も少なからずいる現状が見えてきた。
また、犬猫別で見ると、前述の混合ワクチンの接種率で犬オーナーは「1年に1回」が71.2%と高い数値を示したのに対し、猫オーナーは32.1%にとどまったが、去勢・避妊手術の実施率では、犬オーナーが45.7%と半数以下だったのに対し、猫では82.2%と高い数値を示し、飼っている動物種により健康管理のあり方に大きな差があることがわかった。
同社は今回の結果について、効果的に病気を予防するためには獣医師とよく相談することはもちろん、予備知識として飼い主自身がペットの病気のことを理解していくことが大切だとしている。
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