このサービスの名称はそのものずばりの「生きものライブカメラ」で、日本動物園水族館協会が「飼育（419）の日」と定める4月19日の午前9時から開始された。

　ライブ中継の第一弾は、2月に誕生したハイイロアザラシの子どもと、卵の中で成長するトラザメの赤ちゃんを対象としたもので、いずれも同園ホームページから閲覧することができる。

　ハイイロアザラシの中継では、飼育係からエサをもらう様子を1日3回見ることができる。また、トラザメの卵の中継では、半透明の財布のような形をした卵の中に赤ちゃんがゆらゆら揺れ動いている状態をはっきり見ることができる。

　今後、同園のライブ中継がどのように進化していくかは不明だが、第二弾、第三弾と、めったに見られない動物たちの貴重なライブ映像が配信され続けることを楽しみに見守っていきたい。

関連URL: 鳥羽水族館HP