同社のペット保険「どうぶつ健保」契約者3610名を対象に行われたこのインターネット調査によると、夜間救急に通院した経験があると回答した人は、全体の31.0%にあたる1120名だった。
その理由では、「下痢・嘔吐」(27.9%)がもっとも多く、ついで「ぐったりしていた」(22.9%)、「誤飲・誤食」(21.4%)が続いた。
また、救急時に困ったことで多かった回答は「診療費が予想よりも高かった」で、救急診察でかかった費用は「1万円以上3万円未満」が36.9%ともっとも多い結果となったが、なかには「誤飲・誤食」「胃捻転」「骨折」などで内視鏡やCT・MRI検査、手術を行い、治療費が10万円以上かかったケースも見られたという。
さらに、「病院へ電話してもつながらなかった」「すぐに通院できる病院が見つからなかった」という意見も多く、「夜間救急に通院したいと思ったができなかった」と回答した人も全体の1割近い9.6%にのぼったことから、同社は「日ごろから緊急時に対応してくれる動物病院を確保しておくことが重要である」と注意をうながしている。
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