福島第一原発事故により警戒区域に指定されている浪江町、双葉町、大熊町、富岡町の4町で、9月7日から10月2日までの約1ヶ月に渡って行われた保護活動では、犬1頭、猫計131頭が保護された。
内訳は、浪江町で猫65頭、双葉町で猫14頭、大熊町で猫11頭、富岡町で犬1頭、猫41頭。
23日に行われた第33回中央環境審議会動物愛護部会における環境省からの報告によれば、今回の保護活動により、事故発生から1年半ぶりに飼い主とペットが再会するという、うれしいケースもあったという。
同省は今回犬の保護頭数が1頭にとどまったことを受け、対策を検討したうえで再度保護活動を行う予定としている。
保護された犬、猫の写真は福島県動物救護本部公式サイトで確認できる。また、飼い主不明、もしくは所有権放棄された犬・猫の新しい飼い主の募集も行っている。
関連URL: 環境省 関連報道発表資料 福島県動物救護本部