ホッキョクグマの赤ちゃんは今年3月2日に出園したオスの「ゴーゴ」と、2011年に入園したメスの「バフィン」との間に生まれた子で、性別はメス。
ホッキョクグマは、北極圏に生息し、現地ではアザラシなどを主に捕食する肉食動物。クマの仲間では最大級のもので、オスは全長2.5メートル、体重800キログラム(普通は、300~500キログラム)、メスは全長2~2.5メートル、体重175~300キログラム程になる。メスは冬場に雪を掘って巣を作り、その中で赤ちゃんを出産し育児する。地球温暖化の影響で、北極圏の氷が減少し、冬季、アザラシを捕食することができなくなり、栄養不足から野生での個体数の減少が心配されている。寿命は20年~25年くらい。
赤ちゃんは、同園内ホッキョクグマ舎前で、9:30~16:00まで公開されている。公開時間などは親子の体調により変更する場合がある。
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