写真家・岩合光昭氏は、世界中の野生動物の生態を取材する一方で、身近な犬や猫の取材も長い間継続している。本写真展のテーマの日本犬は、日本列島で日本人と約一万年を暮らしてきたといわれている。日本ならではの山や谷、川などの地形や四季の移ろいの中で、生命をつないできた。
本展では、文部省が天然記念物に指定する北海道犬、秋田犬、柴犬、甲斐犬、紀州犬、そして四国犬の6犬種を、それぞれの故郷で撮影した写真を中心に展示。日本犬の魅力を通じて、日本の風土そのものに出会えるはずだ。
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