「マハロ」と名付けられたホワイトタイガーのオスの赤ちゃんは、生まれたときの体長が約20㎝、体重は1.1㎏。7月13日から人工哺育で育てられていて、7月28日現在で、体長約40㎝、体重2.5㎏に成長している。名前の「マハロ」は、ハワイの言葉で「ありがとう」という意味。トラ繁殖計画の2年目で予想外のホワイトタイガーの誕生を担当飼育員が感謝の思いを込めて名付けたという。
「マハロ」は、7月から公開している仔ライオンの「のぞむ」と同じふれあい広場前展示ハウスで公開され、公開内容は、展示・ミルクタイム・おさんぽタイムになる。写真撮影会は成長具合を見ながら、9月上旬からの実施予定とのこと。
ホワイトタイガーは、ベンガルトラの白変種で、体色は白色もしくはクリーム色で縞模様は黒や茶色。「マハロ」の両親は見た目、通常のベンガルトラだが、ホワイトタイガーの遺伝子を持っているため、体が真っ白で黒い縞模様のホワイトタイガーが誕生した。ホワイトタイガーの全世界での飼育数は約250頭、国内では約30~35頭程度で、大変希少だ。
展示は9月末までの予定。撮影会、展示、 ミルクタイム、おさんぽタイムは全て別途入園料金が必要だ。展示は、9:00~10:00、11:00~14:00、15:00~17:00で、ミルクタイムは、10:00~10:20と14:00~14:20。おさんぽタイム は不定期。いずれも撮影することができる。
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