220万回以上再生されている2013年1月10日公開の動画では、まだお互いの距離感がつかめていないオウムと猫が登場する。気持ちよさそうに寝ている猫のそばで、寝息を確かめながらそーっと足で触ろうとするオウム。このときオウムは、まるで猫には興味はありませんよとばかり、猫からわざと目線をそらしている。オウムが近くにいることを耳で感じているけれど、眠くてたまらない猫。オウムが顔をのぞき込むと「何?」と言いたげに顔を少し上げる。それに乗じてくちばしで猫の鼻がしらを齧り付こうとしたら、さすがの猫も飛び起きた! オウムと猫、仲良くなれるまでにはまだ時間が必要らしい。
そして約2年後の2014年10月20日に公開されている動画では、オウムが頭をすりつけて甘えている猫の名前を呼びながら、猫の頭を足やくちばしでサワサワできるようになっている。オウムは、「くーちゃん」と猫の名前を呼び、「カキだよー(猫を撫でること)」と猫をカキカキする。飼い主と猫の様子を毎日観察しているオウムの学習能力の高さの表れだ。
ことし6月1日に公開されている動画では、飼い主がそばにいなくても、お互いに攻撃性がなく、オウムは友好的に「くーちゃん、カキカキするよーー!」と手をおいでおいでしながら一生懸命に呼びかける。しかし、イマイチ猫を満足させられる撫で撫での習得には至っていないようだ。
果たしてどこまで仲良くなれるのか、今後のオウムと猫の関係が気になる。
関連URL: 猫に触りたいオウム(2013/01/10 に公開) 『猫に触りたいオウム』からだいたい2年(猫の名前を呼べるようになりました)(2014/10/20 に公開) 『猫に触りたいオウム』からおおよそ3年(呼びかけだけ積極的になりました)(2015/06/01 に公開)