砂漠に住むリビアヤマネコを祖先に持つイエネコは、その地域性もあり、少ない飲水量でも生きてゆくため、腎臓に過度な負担がかかる身体構造となっている。できる限り腎臓に負担をかけないよう長持ちさせるためには、たくさん水を飲んでもらうことと、食事中のナトリウムやカリウムなどのバランスが重要だといわれている。
では、現在市販されているキャットフードや缶詰には、どの程度の塩分が含まれているのだろうか。猫に与えるフードを自身で口にし、味で塩分を確かめるなどしていた著者は、具体的な数値化が必要と思い、本署の執筆に至ったという。本書では、市販されているキャットフードの缶詰やパウチの塩分をはじめ、マウス・ひよこ・鳩等の塩分を測定し数値データをまとめ、日本語版では測定結果706点を掲載している。
電子書籍「キャットフードの塩分」は、1月11日まで、Amazon Kindleや楽天 Koboなどから、無料で購入することができる。
関連URL: Amazon Kindle「キャットフードの塩分: 缶詰とパウチ」 楽天 Kobo「キャットフードの塩分: 缶詰とパウチ」