40年以上に渡って集められた招き猫亭のコレクションは、絵画や彫刻など300点以上。その中から今回は、近世の浮世絵や近代日本画、現代アートまで、厳選された約200点が展示されている。

　猫好きの浮世絵師・歌川国芳を筆頭に、「猫の画家」として名高い洋画家藤田嗣治の水彩画、彫刻家の籔内佐斗司が手掛けたブロンズ像、美術家の横尾忠則による招き猫をあしらったポスターなど、現代の作家とビアズリー、スタンランなどヨーロッパの重要な画家が、それぞれの手法で猫の魅力に迫っている。

　展示は3月27日（日）まで。休館日は水曜。料金は一般800円、高大生600円、小中生400円。飼い猫の写真を持参すると入館料が割引になる「ネコ割」を実施中。問い合わせは神戸ゆかりの美術館、電話078-858-1520まで。

関連URL: 神戸ゆかりの美術館「招き猫亭コレクション　猫まみれ展」