「いのちをつないだ・ワンニャン写真・動画コンテスト2016」を主催しているのは、公益財団法人「どうぶつ基金」。「どうぶつ基金」は、2010年からこのコンテストを通じ、ペットショップやブリーダーから「購入」するのではなく、「保護されているどうぶつの里親になる」という選択肢があることと、「地域猫の世話をする」など、どうぶつと共に生きていくすばらしさを啓発している。
さまざまな人間側の身勝手な理由で殺処分される「いのち」は、年間10万頭を超える。コンテストでは、そんな「いのち」を救うことができるというアピールと、里親募集中の犬や猫の新しい家族・一時預かり先を探すためのリンク機能が搭載されている。
応募可能な被写体は、行政や動物愛護団体・個人ボランテイアから譲渡された犬や猫、さくらねこ(TNRで耳カットを施された猫)や地域猫の写真、または動画。ペットショップなど、業者から購入した犬や猫は対象外だが、被災動物はOK。犬や猫との出会いのエピソードや、そのどうぶつへの想いなど250字以内のコメントも審査の対象になる。
入賞者には、環境大臣賞(1名)に、賞状 賞金、賞品合わせて10万円相当、大阪府知事賞(1名)に、賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当、理事長賞(1名)に、賞状 賞金、賞品合わせて2万円相当などが贈られる。
応募期間は7月31日まで。ひとり10点まで作品の応募ができる。インターネット投票、コメント受付期間は、8月31日まで。結果発表は、9月下旬の予定。審査員は、桂文枝さん(落語家)、森田恭通さん(デザイナー)、八二一さん(はっちゃん日記)など。
ワールドペットニュース
殺処分される命を助け、共に暮らすすばらしさを啓発、写真コンテスト開催中
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