1977年、茨城県水戸市に生まれた櫻井りえこさんは、1999年に名古屋芸術大学美術学部絵画科を卒業。独特のタッチや色彩感覚で描く世界観は、国内外で評価され、注目を集めた。
櫻井さんは2013年にがんを発症。余命一年を宣告され、2015年7月、享年38歳という若さで逝去。病の中にあっても最後まで創作活動に取り組んでいた。
櫻井さんの一周忌を前に、友人で画家の木村了子さんと高木智広さんが、猫が大好きで、生前猫4頭と暮らしていた櫻井さんを偲んで、猫をテーマにした追悼合同展を企画した。櫻井りえこ追悼展「neko neko Rieko」には、櫻井さんの作品とドローイングノートやスケッチブックなどのほか、追悼合同展に賛同し参加した22人のアーティストによる猫作品も展示されている。展覧会の収益の一部は、櫻井さんの意志を継ぎ、外猫の救済ボランティア活動に寄付される予定だ。
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猫を愛し、38歳で夭逝した画家櫻井りえこさんを偲ぶ展覧会、日本橋で開催中
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