森きららでは、現在6頭のツシマヤマネコを飼育しているが、ツシマヤマネコの繁殖を最優先にしているため、繁殖施設内の様子は完全非公開となっている。そのため、森きららのヤマネコたちがどのように暮らしているのか、どのような生態なのかを知る機会がない。
そこで、今回の写真展ではその秘密のベールに包まれたヤマネコの姿を写真で紹介している。カメラに対して警戒心をむき出しにしたり、興味津々になったり、そのうち、慣れてしまったのか無関心になったりと、飼育スタッフならではの視点で撮影された貴重な写真が23点展示されている。繁殖期の同居や健康診断の様子を写したものもある。
写真展は、九十九島動植物園森きららのペンギン館1階で開催されている。営業時間は、午前9時から午後5時15分まで。入園料は、高校生以上820円、4歳~中学生は210円。
関連URL: 「ツシマヤマネコ写真展」 九十九島動植物園森きらら