9月初旬、車で出勤途中だったスタッフが同館近くの路上にうずくまっている真っ黒い子猫を発見。まだ手のひらサイズだった子猫をそのままにしておけず保護し、飼うことにした。
愛猫家としても知られる夢二の作品には猫が多く登場するが、その中でも取り分け黒猫はゆかりが深い。保護された黒猫の名前は夢二の長男・虹之助(故人)さんにちなみ「黒の助」とつけられた。昼間はスタッフが同館に連れてきて、中庭で自由にさせていたが、来館者から「夢二の描く黒猫にそっくり」とい評判になり、お庭番として採用されることとなった。
24日、館内で行われた任命式では、小嶋光信館長が辞令とメダルを授与した。黒の助君は、今後も中庭で来園者を癒やす仕事に従事する。また、_の助お庭番任命記念として、夢二の描いた猫たちのオリジナルグッズがつまった50個限定福袋(税抜き3,000円)が、2017年1月2日(月)午前9時より販売される。
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