「ちよだ猫まつり」は、行政とボランティアが協働で「飼い主のいない猫」の問題に取り組み、人と猫の共生社会を実現させている千代田区が、一般社団法人ちよだニャンとなる会と共催で開催するチャリティイベント。収益は飼い主のいない猫の医療費などに活用される。猫アイテムのショップが大集合するニャンダフルマーケットや、ワークショップ、イベントなど盛りだくさんの内容が予定されている。
18日(土)、午前11時半から午後4時まで1階イベントスペースでは、3才から小学生までの児童を対象の「こどもワークショップ」として、猫に関する本の読み聞かせや、羊毛で作る「ミニねこ」、猫の塗り絵コーナーなどが企画されている(すべて無料)。このほか大人向けのワークショップとして、「猫張り子の絵付け(参加費500~1000円)」「靴下でにゃーぐるみをつくろう(参加費600円)なども用意されている。
18日のイベントスケジュールは、午前11時15分から「山崎泰之オープニングミニコンサート」、午後12時からは「猫の殺処分ゼロ6年目-千代田モデル-を語る」(19日も開催)、午後1時からは赤坂動物病院院長・柴内晶子獣医師による「命の教育・猫と仲良くなろう!ふれあい教室」ほかが予定されている。すべて無料。
19日は、午前10時10分から「アカペラコーラスグループSoft Voice オープニングミニコンサート」、午後12時からは赤坂動物病院・総院長・柴内裕子獣医師による「猫と幸せに~猫との暮らしが心身の健康に良い効果をもたらすセミナー」ほかが予定されている。
特別展示として1階で、約20年前から飼い主のいない猫たちの不妊・去勢手術や保護猫の譲渡活動など行っているTHE ALFEEの坂崎幸之助さんの著書『ネコロジー』より抜粋した写真と文章をパネルにして展示。1階のアートスペースでは、佐藤法雪先生と猫科生徒による展示や販売と「リアル猫ヘッドアートプロジェクト」(参加費500円)が開催される。
また、19日(日)には会場4階で、区内で保護された飼い主のいない猫たちの譲渡会を開催。生後6ヶ月から約10歳までの猫たちが参加し、獣医師立会いのもと、猫との暮らしが初めての人にもわかりやすく説明してくれる。譲渡会への入場は当日、千代田区役所4階会場前にて整理券を配布する。
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今週末、千代田区役所で「ちよだ猫まつり2017」、日曜日には保護猫譲渡会も
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