チリ南部とアルゼンチンの一部に生息するシカの仲間「プーズー」は、大人でも体長が約80㎝、体重が約9㎏ほどしかない世界で一番小さなシカだ。現在、日本国内で「プーズー」を飼育しているのは、埼玉県こども動物自然公園だけで、今回が日本で初めての繁殖となる。
2月9日に生まれた赤ちゃんは誕生時の体重がわずか592g。出産後2日間は、大事をとって飼育員が補助的な人工哺乳を行ったが、現在では母親の母乳だけで元気に育っている。
「プーズー」の赤ちゃんの一般公開は、3月3日(金)から。また、3月3,4,5日は正門入口で各日先着500名に、「プーズー記念ステッカー」がプレゼントされる。赤ちゃんの名前は今後一般公募される予定だ。
埼玉県こども動物自然公園の営業時間は、午前9時半から午後5時まで。
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