「永明(えいめい)」(オス・25歳)と「良浜(らうひん)」(メス・17歳)との間に2年ぶりに産まれたジャイアントパンダの赤ちゃんは、出産時、体重わずか75g、全長は15.5cmと小さく産まれた。そのため、自力で母乳を吸うことが出来ず、現在は、保育器でスタッフが懸命に授乳のサポートを行い、赤ちゃんの健康状態を見守っている。
アドベンチャーワールドでは、これまでに15頭のジャイアントパンダの繁殖に成功しており、「永明」は15頭の父親、「良浜」は9頭の母親となっている。アドベンチャーワールドで過去最も小さく生まれたのは、2006年12月23日生まれの明浜(めいひん・オス)で、当時84gで誕生した。
アドベンチャーワールドでは、4月6日から9日にかけて、オス「永明」とメス「良浜」の自然交配を確認し、7月下旬には「良浜」の食欲低下や、睡眠時間の増加という妊娠兆候を観察、8月8日には竹の摂餌量低下、落ち着きのない行動が目立つという出産兆候がみられ出産準備を備えていた。
赤ちゃんパンダの公開日は、親子の様子を見ながら決定するとのことだ。
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祝! 和歌山・アドベンチャーワールドでジャイアントパンダの赤ちゃん誕生
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