18日(日)午後1時から3時には、第19会場(5階メインホール)にて国立科学博物館・林良博氏が司会を務める市民公開シンポジウム「あなたとペット動物の災害対策―特にペットとの同行避難の為に」が行われる。
冨永佳与子氏(公益社団法人Knots)による「阪神・淡路大震災(平成7年(1995年)1月17日)時における動物達への対応 ― 具体例と問題点 ― 」、河又淳氏(千葉小動物クリニック)による「東日本大震災とそれに伴う津波(平成23年(2011年)3月11日)等に おける動物達への対応 ― 従来よりの改善点と新たな問題点 ― 」、船津敏弘氏(動物環境科学研究所)による「熊本地震(平成27年(2016年)4月14日)時における動物達への対応 ― 過去の大地震で参考になった点と新たな問題点 ― 」、長田啓氏(環境省自然環境局)による新しい「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」と将来への対応 )などの講演が予定されている。
また、5階では幸せになった保護犬や保護猫の写真を集めたsippo写真展「みんなイヌ、みんなネコ」が開催されている。写真展には、保護犬・猫の存在を知ってもらい、保護犬・猫を引き取って飼うことを一般的な選択肢にしたいと、インスタグラムで人気の元保護犬・猫の写真約100点が展示されている。それぞれの写真には、出会いのエピソードや飼い主のメッセージが添えてあり、見応えがあると好評だ。
この写真展は、第39回動物臨床医学会の年次大会の一環で、誰でも気軽に無料で観ることができる。開催時間は午前10時から午後5時まで。
関連URL: 第39回 動物臨床医学会年次大会