東京大学大学院教授・農学生命科学研究科獣医外科学研究室の西村亮平氏が会長を務めるJ-PETSは、会の目的である“どうぶつ達と共に暮らす幸せな社会をつくる”うえで必要なこととは何かを考えるための事業として、多種多様な専門家の方と建設的な議論を深めるセミナーを開催している。
第11回例会・第一部では、猫と人の未来を考える契機として、環境省動物愛護管理室長の長田啓室長が「猫をとりまく諸問題を多面的に考える」として、猫にまつわるデータや論点を紹介する。
第二部は、東京大学経済学研究科教授の小野塚知二氏が「野良猫のいる社会といない社会:その比較と移行過程」として、野良猫を駆逐することについて、猫の生態、所有権の有無、高齢化問題、人間・社会の都合と動物の生殖への介入など、いろいろな観点から、議論する。
第三部では、総合討論を行う。参加費は無料だが、J-PETSの活動支援のため、500円以上の御心付が必要。定員は80名。時間は午後7時から8時45分まで。問い合わせは、日本ペットサミット事務局代行・株式会社インターズー・担当の佐久間さん、電話:03-6407-9690 まで。
関連URL: 野良猫のいる社会といない社会 申し込みフォーム