1月12日(土)午後1時半から3時半まで、本館2階のレクチャールームでは、深海生物の研究者と海の番組を制作している番組編集者が、深海の生態系について、普段見ることができない映像を交えながら「深海トークショー」を行う。第1部は、「深海で生きる──深海生物の生存戦略」と題し、藤原義弘氏(国立研究開発法人海洋研究開発機構・海洋生物多様性研究分野・上席技術研究員)が、38億年の生命史が培った驚くべき深海生物の能力と、多様性を最新の成果を交えて紹介する。第2部では、NHKエンタープライズ・自然科学番組エグゼクティブプロデューサーの岩崎弘倫氏が、「Deep Ocean 深海生物の世界」と題し、世界各地で撮影した深海生物の映像を交えて、撮影の苦労などを紹介する。
定員は先着80名。事前申し込みが必要。参加申し込みは、 shinkai@tokyo-zoo.net 宛に、Eメールで件名を「深海トークショー」とし、本文に参加希望者全員の氏名(ふりがな)・年齢、代表者の住所・電話番号を記入して送る。
1月14日(月・祝)午前11時30分~12時、午後1時30分~2時と、1月20日(日)午前11時30分~午後12時には、水族園で展示している深海の生き物をどのように採集し、運んでくるのか、そして深海はどんなところなのかを水族園スタッフが話すトークショーが開催される。
場所は本館2階のレクチャールーム。誰でも参加できる。1月14日の「深海から生き物をつれてくる」は葛西臨海水族園・調査係の松村哲氏、1月20日の「とっておきの深海トーク」は、葛西臨海水族園・教育普及係の田中隼人氏が担当する。
1月26日(土)と27日(日)の各日午前10時から午後3時には、水族園の調査で採集された貴重な深海の生き物の標本や採集方法を紹介する「深海ラボ」が開催される。
また、1月15日(火)から2月8日(金)の平日の各日、午前9時30分から午後4時30分(受付は4時まで)には、深海生物を観察しながらクイズに挑戦をする平日限定クイズラリー「深海クイズラリー」が開催される。
ワールドペットニュース
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