「ヒグチユウコ展 CIRCUS」では、約20年の画業の中で描かれた500点を超える作品を公開。ヒグチユウコ氏が描く猫や少女、キノコ、この世のものではない不思議ないきものたちが繰り広げる、楽しくもどこか切ないサーカス(CIRCUS)の世界観に浸ることができる。
絵本原画をはじめ、企業とのコラボ作品、書籍の装画や自身のブランドグッズの絵などを一堂に展示する本展のテーマは、「サーカス」。展覧会場にはヒグチユウコおなじみのキャラクターたちが、映像やぬいぐるみ作家・今井昌代氏による立体造形を交え、実際にサーカステントが出現し、会場を盛り上げる。また、ヒグチユウコ6年ぶりの画集『CIRCUS』が、展覧会開催にあわせて発売される。
会場では、ポストカードなど定番のものから、ヒグチ氏愛用のホルベインのペンセットをはじめとするステーショナリー、ピアスやブローチなどのアクセサリー、マグカップやグラスなどの食器、ヒグチ氏のキャラクターのカプセルトイも登場する。また、「ナイトミュージアム」や「バルーンアート・ワークショップ」などさまざまなイベントも企画されている。詳細は公式サイトで。
開館時間は、午前10時から午後6時まで。休暇日は、毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)。観覧料は、一般800円、65歳以上・大学・高校生600円、中学生以下無料。問い合わせは、世田谷文学館学芸部、電話:03-5374-9111 まで。
ヒグチユウコ 展 CIRCUS「サーカス」は、6月から2020年3月にかけて、兵庫、広島、静岡、高知などでの巡回展も予定されている。
関連URL: ヒグチユウコ 展 CIRCUS「サーカス」