猫の国勢調査2019は、アンケート回答会員数978名(女性734名、男性244名)、1,702頭の猫の「人気の高い猫の種類」「一番多い猫の柄」などについて行われた。
「猫の種類」では、昨年に引き続き、「MIX・雑種・混血種」が1位で1007頭、続いて「日本猫(三毛・茶トラ)」が288頭、「アメリカンショートヘアー」が77頭、「スコティッシュフォールド」が66頭、「マンチカン」が31頭、「ロシアンブルー」が21頭、「ノルウェージアン・フォレスト・キャット」が21頭、「ペルシャ」が20頭、「メインクーン」が19頭、「ラグドール」が17頭と続いた。
猫の柄ベスト10では、トップ10全てが昨年と同じ顔触れで、「キジトラ」197頭、「黒白」187頭、「茶トラ」176頭、「黒」164頭、「茶トラ白」118頭、「三毛」117頭、「白」110頭、「キジトラ白」99頭、「サバトラ」69頭、「灰」62頭という結果に。
愛猫をどこから迎えたかという問いには、「野良猫・捨て猫を保護」が他の項目に倍以上の差をつけて699頭で1位に。次いで、「友人・知人から」が305頭、「保護団体・保健所などの里親斡旋」が245頭、「ペットショップ」からが216頭、「ブリーダーから」が91頭、「家で飼い猫が産んだ」が81頭、「その他」が65頭となった。
何頭の猫を飼っているかについては、「1頭」が64%、「2頭」が20.4%、「3頭」が7.2%、「4~5頭」が5.2%、「6~7頭」が1.6%「、8頭以上」が1.5%という結果で、意外と多頭飼いをしている人が多いことがわかった。
このほか、フードの種類では「ドライフード(カリカリタイプ)」が70.3%でダントツの1位となり、フードを選んだ理由は「愛猫が好んで食べるから」が29.6%、「信頼できるメーカーだから/安全性があるから」が2位で21.2%と続いた。
ペットの災害対策に関する意識調査の「ペット用の災害対策をしているか」については、「している」人が41%、「していない」人が59%となり、「どのような災害対策をしているか」(複数回答可)は、「ペット用のフード・飲み水を備蓄している」が35.8%、「避難用のキャリー・ケージを持っている」が29.9%、「トイレ用品を備えている」が27.2%、「ワクチン接種・ノミダニの予防」をしているが21.3%、「ペットの写真を持ち歩いている」が14.2%、「首輪に飼い主の電話番号を書いておく」が12.8%、「家具の転倒防止をしている」が12.4%、「避難場所・避難時の行動の確認」が10.5%、「迷子札をつけておく」が9.7%、「その他」が2.0%という回答が並んだ。
関連URL: 猫の国勢調査2019 結果発表!