東京・上野動物園の両生爬虫類館(ビバリウム)では、両生類・爬虫類の「えさ」に着目し、生きている動物・標本・映像などでわかりやすく解説する特設展示「ハラペコロジー──なにを食べる? どう食べる?」を開催中だ。
この特設展示では、両生類・爬虫類のえさの捕え方や食べ方、えさの種類、哺乳類・鳥類との食べる量の違いなどを、生体や骨格標本、映像などを通して紹介している。今回の展示には、両生爬虫類学(herpetology<ハーペトロジー>)に興味をもつ架空の女の子ロージーが登場。
お母さんに留守番を頼まれたロージーは、えさについてのフシギな絵本『ハラペコロジー』を片手に、両生類・爬虫類の世話をすることになる。いろいろな疑問を持ち始めたロージーは、彼らが何を食べているのか、えさはどのくらい必要なのか、ヘビはどうやって大きなえさを飲み込むのか、カメレオンは長い舌をどこにしまっているのか……? などなど、『ハラペコロジー』で調べながら両生類・爬虫類たちと一緒に、これらの疑問を解決していくストーリー仕立てとなっている。
期間は、12月28日(土)まで。西園の両生爬虫類館(ビバリウム)エントランスホール内、特設展示コーナーで行われている。展示は、生きている動物の、ワニガメ、アフリカツメガエル、パンサーカメレオン、アオダイショウ、プエブランミルクスネーク、アフリカタマゴヘビなど。ほか、ミシシッピーアリゲーター頭骨、マレーガビアル頭骨、カメレオン骨格、アオダイショウ頭骨、オオサンショウウオ頭骨、トウキョウダルマガエル骨格、アカハライモリ骨格など標本が展示されている。
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両生類・爬虫類のえさの捕らえ方、食べ方を探ってみる、上野動物園
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