6月23日(日)まで、猫を愛した彫刻家、朝倉文夫氏の猫をモチーフとした作品24点、略して「AKN(あさくらのねこ)24」を展示し、その中から一番のお気に入り猫に投票する「どのポーズがお好き?朝倉文夫の猫 AKN24 総選挙@日比谷」を開催している千代田区立日比谷図書文化館(東京都千代田区日比谷公園1-4)で、6月7日(金)に日比谷カレッジ「朝倉文夫の猫たちと朝倉彫塑館」が開催される。
10匹以上の猫と生活をともにするほどの愛猫家だった彫刻家の朝倉文夫氏。明治・大正・昭和にわたって活躍し、早稲田大学の大隈重信像や、東京国際フォーラムにある太田道灌の彫像など、写実的な人物彫刻をいくつも手がける優れた彫刻家だった朝倉が制作した猫の作品は、今にも「にゃー」と聞こえてきそうなほど生き生きしており、彼が制作する人物の彫刻とは違う魅力がある。
今回は、講師に朝倉彫塑館の主任研究員の戸張泰子さんを迎え、朝倉が制作した猫の作品を4つの視点から紹介するとともに、夢に終わってしまった「猫百態展」を同館が開館50周年のタイミングに所蔵品での実現化を試みた、企画展「猫百態~朝倉彫塑館の猫たち」についても話す。
時間は午後7時から9時まで。会場は、地下1階日比谷コンベンションホール(大ホール)。定員は200名。参加費は1,000円。申し込みフォーム、または、電話:03-3502-3340にて申し込む。
関連URL: 朝倉文夫の猫たちと朝倉彫塑館~朝倉文夫の猫 AKN(あさくらのねこ)総選挙@日比谷、中間発表もあるにゃん~