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嵐の日、肩に舞い降りてきたオウムが夫婦の絆を深める

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嵐が近づき、今にも雨が降り出しそうな空の下、エレナさんは郵便受けを確認するため外へ出た。
その瞬間、頭上で雷がとどろいた。驚いて立ちすくんだエレナさんの肩に、突然ずっしりとした重みが加わった。なんと、色鮮やかなオウムが右肩にとまっていたのだ。
エレナさんは驚きのあまり身動きが取れなかった。少しでも動けば、オウムが飛び去ってしまいそうだったからだ。
ところがオウムは逃げるどころか、エレナさんの首元に寄り添うように体を預けてきた。まるで「ここにいてもいい?」とでも言っているようだった。

家に戻ると、夫のロッキーさんもオウムを肩に乗せたエレナさんに驚いた様子だった。2人はすぐにオウムの飼い主を探し始めた。エレナさんは地域のコミュニティネットワークに連絡し、最近ペットの鳥がいなくなった人がいないか調べた。
すると、心当たりのある飼い主が見つかった。しかし、その人から「足に色付きの識別バンドが付いているか」と聞かれた。確認すると、オウムの足は灰色でバンドも付いていない。

こうして、オウムの飼い主探しは振り出しに戻った。
オウムはすでに家の中を慣れた様子で歩き回り、それを見た夫妻は、この鳥を自分たちで世話することに決めた。名前は「フォックスファイア」。

保護した最初の夜、フォックスファイアは夫婦の寝室で落ち着いた様子で眠った。もともと鳥が好きだったエレナさんとフォックスファイアは、すぐに仲良しになった。
フォックスファイアはエレナさんの髪を整えるような仕草を見せるなど、まるで鳥同士の「相互グルーミング」のような行動をすることもあった。

ところが、1カ月ほど経った頃、意外な変化が起きた。フォックスファイアが、ロッキーさんに夢中になり始めたのだ。
当初はエレナさんほど鳥に関心がなかったロッキーさんだったが、フォックスファイアは次第に彼をお気に入りの相手として選んだ。

毎朝、フォックスファイアは2階にあるロッキーさんの寝室へ飛んでいく。そして部屋に入ると、顔をすり寄せるなど、さっそくスキンシップを始める。
ロッキーさんが家のメンテナンスをしているときも、フォックスファイアはすぐそばにいる。ドリルや電動工具の大きな音がしても、まったく気にする様子はない。

さらに驚くのは、ロッキーさんへの信頼の深さだ。背中を下にして逆さまに抱かれることさえ、嫌がらずに受け入れる。
エレナさんは「結局、ロッキーが一番のお気に入りになっちゃった」と笑う。しかし、嫉妬するどころか、フォックスファイアが夫妻にこれほど心を許してくれたことを喜んでいる。
「ロッキーが、この子にこんなに安心できる場所を与えてくれていることが嬉しい」とエレナさんは話す。

突然、空から舞い降りてきた1羽のオウム。その予想外の出会いは、2人の暮らしを大きく変えた。今ではフォックスファイアは、家族に彩りと活気を与えてくれる大切な存在になっている。

関連URL: A parrot landed on a stranger’s shoulder during a storm, then refused to leave