
ハワイに住む15歳のゴールデンレトリバーが、ピラティスを取り入れたリハビリで運動能力を取り戻し、話題になっている。取り組みを考案したのは、なんとピラティススタジオを経営する飼い主だ。
オアフ島カイルアにある「Movmint Pilates」のオーナー、ジリアン・ルスタナウさんは、愛犬ウィーゼルのリハビリの様子をインスタグラムに投稿。
16歳を目前にした老犬が、専用マシンを使って一生懸命エクササイズに取り組む姿に、多くの人が注目した。
ウィーゼルの体に変化が現れ始めたのは、今年5月ごろ。とくに後ろ足の動きが急速に鈍くなり、以前のように自由に動けなくなってしまったという。
心配したルスタナウさんは、鍼治療と理学療法を専門とする獣医師に相談。そこで行われているリハビリの動きが、普段自分が人に教えているピラティスのエクササイズとよく似ていることに気づいた。
そこで、5月から9月にかけて、自身の知識を生かしたリハビリをスタート。ピラティスのリフォーマーをはじめ、キャデラックやチェアなど、さまざまな専用マシンを使いながら、ウィーゼルの筋力やバランス感覚の回復をサポートした。
その成果は驚くべきものだった。ルスタナウさんによると、ウィーゼルは毎日の運動を通じて、体の機能をほぼ取り戻すまでに回復したのだ。今も毎週のように進歩を続けているという。
「何より嬉しいのは、彼らしい性格が戻ってきたことです」とルスタナウさんは語る。以前は活発だったウィーゼルが、ほとんど動けなくなってしまった姿を見るのは、飼い主にとってもつらいことだった。再び元気な姿を見られるようになったことをルスタナウさんは心から喜んでいる。
さらに彼女は、自分とウィーゼルの経験をほかの犬たちにも役立てたいと考え、高齢のペットと飼い主に向けたオンラインクラス「Pawlates 101」をスタート。自宅でできる簡単な運動を紹介し、同じような悩みを抱える飼い主を支援している。
この活動には多くの応援が寄せられ、公式インスタアカウントのフォロワーは2万人を超えた。「ダウンドッグを本気でやっているね!」「犬がピラティスをするなんて最高」といったコメントも並んでいる。
もちろん、シニア犬の運動は体の状態に合わせて行うことが大切だ。ウィーゼルの回復も、獣医師の診察やリハビリの知識、そして飼い主の献身的なサポートがあってこそ実現した。
年齢を重ねても、老齢だからといって諦めず、運動や食事療法など、できることを実践し継続していくことが大切なのだろう。
関連URL: Fitness Instructor Teaches 15-Year-Old Golden Retriever ‘Pawlates’ to Help with His Mobility Issues








