同省および福島県は1月末までに犬407頭、猫228頭を保護してきたが、その活動を踏まえ、今回集中保護を実施することを決定した。24日に行われた、警戒区域内の犬および猫の集中保護に向けた捕獲手法などに関する検討会の結果を参考に、捕獲器と誘引餌を用いて捕獲するという。
犬用捕獲器約20台程度、猫用捕獲器100台程度を保護活動実施地域内に設置し、毎日午前と夕方に見回りを行い、捕獲器に犬・猫が入っていた場合は保護・回収し、福島県内のシェルターなどに収容する。
今回の集中保護では放浪している犬・猫が対象となることから、飼い主不明の個体が大部分を占めるため、福島県動物救護本部の公式サイトなどで1ヶ月間の公示を行い、飼い主を探すとしている。
また、シェルター暮らしの長期化は犬・猫にストレスがかかるとし、飼い主不明、または所有権放棄された犬・猫に関しては、新しい飼い主や一時預かりボランティア(ホストファミリー)を募集する予定だ。
行方不明の愛犬・愛猫を探している方や、里親・一時預かりに協力を希望する場合は、福島県動物救護本部 公式サイトを参照してほしい。
関連URL: 環境省 関連報道発表資料 福島県動物救護本部