その結果によると、今回もラブラドール・レトリーバーが1位に輝き、首位独走の連続記録を21年に伸ばし、続く2位も昨年同様、ジャーマン・シェパード・ドッグがランクインした。
ここまでは例年通りの結果だが、今回の注目は、昨年3位のヨークシャー・テリアを抜き、ビーグルが新しくトップ3の仲間入りを果たしたところ。「明るく活発な性格でアウトドア好きなビーグルは、アメリカの家庭にピッタリな犬種」とAKCのスポークスマン、リサ・ピーターソン氏もその人気を後押しする。
さらに、「来年は首位に輝く可能性もある」と、全米No.1犬の交代を示唆するコメントまで飛び出したから、今後もさらに人気が高まりそうな予感だ。
4位以降の順位では、2000年以降トップ10のレギュラーメンバーだったシー・ズーを圏外に押しやり、昨年11位のロットワイラーが10位にランクアップ。また、ゴールデン・レトリーバーも5位から4位へとひとつ順位をあげ、大型犬種の人気の高まりを感じさせる結果となった。
その傾向は下位のランキングにも表れているようで、バーニーズ・マウンテン・ドッグ(54位→34位)、ベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア(94位→74位)のように、一気に20位もランクアップする犬種も見られた。
トップ10のランキング詳細は以下の通り。ピーターソン氏の読み通り、来年はついに首位が入れ替わるのか、その結果を楽しみに待ちたい。なお、()内は昨年の順位。
【AKC 人気犬種ランキング2011 トップ10】
1位(1):ラブラドール・レトリーバー
2位(2):ジャーマン・シェパード・ドッグ
3位(4):ビーグル
4位(5):ゴールデン・レトリーバー
5位(3):ヨークシャー・テリア
6位(6):ブルドッグ
7位(7):ボクサー
8位(9):プードル
9位(8):ダックスフンド
10位(11):ロットワイラー
関連URL: AKC 関連プレスリリース(英語)