2009年度に同社のペット保険「どうぶつ健保」に契約した犬25万7403頭の保険金請求データを集計し行われた調査によると、犬の疾患のうち、耳の疾患は皮膚疾患に次いで2番目に発症率が高く、7頭に1頭が耳の疾患で受診していることがわかった。
具体的な内訳を見ると、実に8割以上が「外耳炎」での受診で、この病気は皮膚疾患とも関連があるといわれるため、予防するには皮膚の状態にも注意を払う必要があるとしている。
また、月ごとの発症頭数をみると、春から夏にかけて増加する傾向があり、犬種別ではパグやフレンチ・ブルドッグ、耳が垂れている犬種などに多く見られるという。
高温多湿の環境下で、耳の穴のなかが蒸れてしまうことも外耳炎の原因のひとつといわれているので、該当の犬種を飼っている方はこれからの季節、充分ご注意を。
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