同社が世界に先駆けて発売した「パンダ保険」は、パンダにも家計にもやさしい保険。パンダの治療を受け入れている日本全国の動物病院での診療費(通院・入院・手術)が補償される。保険金請求にあたっては診断書も不要で、面倒な手続きがいっさい不要なのが大きな特長となっている。
同保険の対象となるのは、日本国内の個人宅で飼育されているパンダ(正確にはジャイアントパンダ)のみで、法人が飼育しているパンダやレンタルされているパンダは対象外。当然ながらヒグマやアナグマといったパンダ以外の熊は同保険に加入することはできない。また、レッサーパンダやコリドラス・パンダ、パンダダルマハゼといった「パンダ」と名のつく他の動物たちも対象外だ。もちろん、パンダに似ている犬や家庭内にあるパンダのぬいぐるみ等は残念ながら加入できない。
気になる保険料だが、同社広報によると、「2012年4月1日現在、保険料は未定ですが、皆様が気軽に加入できる保険料水準にしたい」とのことで、「保険料は決定次第、パンダ保険HPでお知らせする」という。また、10頭以上の場合は多頭割引も予定しており、多頭飼いしている人にとっては朗報だろう。
日本で唯一のパンダ専門病院である東京港区の大熊猫動物病院の大熊猫三郎院長によると、「長らく待ち望んでいた画期的な保険だ。ただし、パンダは大型動物で事実上通院は困難なため、往診による診療費も補償対象とするよう保険会社に働きかけていきたい」としている。
家庭でパンダを飼育しているパンダオーナーは、この機会に同保険への加入を検討してみてはいかがだろうか?
関連URL: パンダ保険HP