毎年恒例のこのコンクールは、「動物の愛護及び管理に関する法律」により定められている動物愛護週間(9月20日~26日)の普及と、国民の動物愛護管理に関する意識の高揚を目的に行われており、実行委員会が決定するその年のテーマに沿った絵画作品を募集する。
今年のテーマは「見つめ直して、人と動物の絆」。ペットショップで買おうが、動物愛護団体から引き取ろうが、ペットを迎え入れる以上最後まで飼い続けることができるか、飼う前に考えたり備えるべきことなど、飼い主としての責任を今一度考えてほしいという思いから、このテーマが選ばれたという。
「動物をどのように迎え入れますか」「生涯にわたって動物を飼える環境にありますか」「災害など突然の出来事に対応できますか」など、動物の愛護と適正飼養について、および動物による危害・迷惑の防止について普及啓発を行うために使用する作品を募集する。
最優秀作品(環境大臣賞)1点には、賞状と10万円相当の記念品が贈られるほか、平成24年度動物愛護週間ポスターに採用され、全自治体や関係省庁、報道機関などに配布される。
募集作品は、四つ切り画用紙(542mm×382mm)を縦長で使用することという条件以外、画材や彩色は自由だが、対象となる動物はほ乳類、鳥類、爬虫類に限られる。そのほか、細かい注意事項は同省の関連報道発表資料を参照してほしい。
募集締切は6月29日(金)まで。結果は7月中旬に同省ホームページなどで公表され、受賞者は9月中旬に予定されている「動物愛護フェスティバル」で表彰される。
関連URL: 環境省 関連報道発表資料