死亡したのは、1999年5月4日に同園で生まれたメスのユキヒョウ「マユ」(13歳)。14日の夕方、飼育係がマユと子ども3頭を室内に入れる作業をしていたとき、子ども3頭が先に室内に入ったので、親子を分けて給餌するために運動場との出入口となる、高さ95cm、幅50cmの油圧扉を下降させていたところ、子どもたちが急に鳴いたため、運動場にいたマユが扉に突進し、頭を油圧扉に挟まれた。
しばらくして事故に気がついた飼育係が急いで扉を上昇させたが、マユは頭蓋骨骨折により、16時45分に死亡が確認されたという。
同園では、「今後、このようなことのないよう、細心の注意を払いながら飼育作業を進めてまいります」としている。なお、マユの死亡後、同園のユキヒョウは、オス3頭、メス4頭となった。
関連URL: 多摩動物公園HP