「いい(11)ワンワン(11)」の語呂合わせで、11月11日を「アイドルドッグの日」と定める同サイトでは、毎年この時期に合わせ、多くの人々に愛されている犬を“アイドルドッグの象徴”として、「ペストアイドルドッグ」に認定している。
過去には、忠犬ハチ公や『フランダースの犬』のパトラッシュ、“ブサかわ犬”わさおが「ベストアイドルドッグ」に選ばれており、4代目となるアギーは、海外の犬では初の認定犬となる。
本年度アカデミー賞最多5部門受賞の『アーティスト』で主人公の愛犬を熱演したアギーは、その演技力が高く評価され、昨年の「第11回パルムドッグ賞」、今年初開催の「第1回ゴールデン・カラー賞」など、犬映画界の最高賞を総なめに。
さらに、2012年6月にはハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアター前に犬としては初めて手形、もとい「肉球形」を刻み、先月には自伝『UGGIE-MY STORY(原題)』を出版するなど、高齢を理由に芸能界を引退した今もなお、多くの人に愛される存在だ。
同サイトは今回の認定理由について、元捨て犬で殺処分寸前のところを救い出されたというアギーの過去に触れ、「里親となったドッグ・トレーナーの深い愛情が、保護犬であっても立派なスターになれることを証明してくれた。このアギーの功績により、ひとりでも多くの人が保護犬へ目を向け、アギーのように幸せな犬が増えることを願っている」とコメントしている。
なお、今回の認定を受けて、アギーが所属する動物プロダクションのオーナー、サラ・クリフォードさんが同サイトにメッセージを寄せているので、興味のある人は「ベストアイドルドッグ」公式サイトを参照してほしい。
また、アギーの「ベストアイドルドッグ」認定を記念し、映画『アーティスト』のDVDを抽選で3名に、プレス向けの非売品パンフレットを抽選で10名にプレゼントする。応募は同サイトより受け付けており、応募期間は2012年11月30日(金)まで。
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映画 『アーティスト』の名俳優犬 「アギー」 4代目ベストアイドルドッグに
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