埼玉県立川の博物館(埼玉県大里郡寄居町小園39)では、7月13日(土)から9月1日(日)の間、令和元年度特別展「根・子・ねずみ~ネズミワールドへようこそ~」を行う。
人との関わりが長く、人の生活の近くに生息する動物のネズミ。人はネズミに対して良いイメージも悪いイメージも持っている。展示では、古代から現代までの人とネズミの関わりを絵画や民芸品などで紹介。また、身近でありながらあまり知られていないネズミの生態について、剥製や骨格標本などから紹介する。
「1.ネズミとヒト」では、ネズミが大黒様の使う打出の小槌を作っている様子が描かれた河鍋暁斎の絵馬、ネズミが宝船を操船する夢を見る大黒様の引札、狩野彰信が描いたねずみ草紙図屏風など約30点の資料から、ネズミと人との関わりを紹介。
「2.ネズミの生態」では、ネズミの剥製や写真など約30点の資料から、ネズミが身近な動物であることを紹介。展示期間中は、リバーホール内でカヤネズミの飼育展示を予定している。
このほか、日本国内にいるネズミのほかに、カピバラなどの海外に生息するネズミ、ネズミの天敵であるネコやヘビ、猛禽類、テンやイタチなどの剥製、ネズミの化石など約70点の資料から、ネズミを様々な角度から紹介する。
7月27日(土) 11:00~12:00、7月27日(土) 13:30~14:30、8月17日(土) 11:00~12:00、8月17日(土) 13:30~14:30には、学芸員による特別展の展示解説と標本を使った楽しい「ネズミトーク」を展開。定員は、各回30名程度。参加は無料。
8月3日(土) 09:00~15:00、8月18日(日) 09:00~15:00には、かわはく内各所のポイントを回り、ネズミのクイズを解きながら、ネズミについて学ぶことができる「ネズミ」クイズラリーを開催。
7月31日(水) 10:30~11:30、13:30~14:30には、人との関わりが深い「ネズミ」について、学芸員がこどもたちに楽しく紹介する夏休みこども講座「ネズミワールドへようこそ」を行う。各回140名(無料、事前申込不要)。
このほか、7月13日~9月1日の期間、特別展関連イベントとして、紙でネズミの鼻を工作するワークショップ「ネズミに変身!~オリジナル鼻づくり~」を行う。参加は無料。
開館時間は午前9時から午後5時まで。入場料は、一般410円、学生200円、中学生以下無料。休館日は、月曜日(祝日・振替休日・県民の日・7/1~8/31は開館)。
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身近なネズミの特別展「根・子・ねずみ~ネズミワールドへようこそ~」
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