「いい(11)ワンワン(11)」の語呂合わせで、11月11日を「アイドルドッグの日」と定める同サイトでは、毎年この時期に合わせ、多くの人々に愛されている犬を“アイドルドッグの象徴”として「ペストアイドルドッグ」に認定しており、過去には忠犬ハチ公や“ブサかわ犬”わさおが選出されている。
アイドルドッグ5代目となる平治は、九重連山を訪れた登山客を案内してきたガイド犬(そして実はメス)。子犬の頃山でさまよっていたところを保護されガイド犬となった彼女だが、ガイドを務めた14年間、九重連山での遭難事故は一切起きなかったことから、「命の尊さ」を伝える書籍や教育アニメーション映画の題材にもなった。
富士山が世界文化遺産に登録された影響で登山ブームが訪れる今、平成24年中の山岳遭難者は、統計が残る昭和36年以降で最多の2465人にものぼるという(警察庁統計)。そこで同社は、「登山の楽しみを悲しみに変えないよう、ガイド犬として生涯を全うした平治の、人の命を大切にする思いが人々に届き、さらなる動物愛護へとつながることを願いアイドルドッグに認定した」とコメントしている。
ワールドペットニュース
5代目 「ベストアイドルドッグ」 は九重連山のガイド犬 「平治」
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