2013年1月1日から12月31日までの1年間に、ペット1頭(羽)へ支出した費用について実施したアンケート調査によると、犬の年間総支出は33万1026円で前年比98.2%、猫は17万3172円で前年比94.0%と、いずれも微減でほぼ横ばいの状態にあることがわかった。
項目別に見ると、犬では「首輪・リード」「日用品」などに目立った増加が見られたが、逆にもっとも減少したのは「しつけ・トレーニング料」だった。一方、猫では「洋服」が圧倒的な伸びを見せ、「フード・おやつ」がもっとも減少した項目だった。
同社は今回の結果を受け、たとえば「ペットホテル・ペットシッター」の費用が犬・猫ともに2万円を超え、特に猫では大きな増加が見られた背景には、オーナーの旅行回数の増加が要因としてあり、景気回復の兆しが見られると分析。
また、「フード・おやつ」費の項目にはやはり健康が色濃く影響を与えているとして、犬では良質なフードへの変更にともなう支出の増加、猫では健康に留意しフードやおやつの量をセーブすることでの減少が見られると分析している。
なお、同社公式サイトには、うさぎ・フェレット・鳥の年間支出も公開されている。
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