同園は、メスのジャイアントパンダ「シンシン」に発情の徴候が見られたため、オスの「リーリー」との同居に向けて6日から公開を中止し、観察を続けてきた。
その間、毎日柵越しにお見合いをさせ、2頭には動き回る、恋鳴きをするなどの行動の変化や、お互いに関心を持つ様子も観察されたが、リーリーを受け入れるような行動の変化がシンシンに現れず、今後お見合いを続けても同居の機会はないと判断したという。
ジャイアントパンダの春の繁殖期は5月まで続くそうで、同園は今後も2頭の状態を注意深く観察していくとしている。なお、ジャイアントパンダは秋にも発情するケースもあるという。
関連URL: 恩賜上野動物園 公式サイト