その結果によると、まず「愛犬の口のニオイ」について、「現在気になっている」と回答したオーナーが半数近い48%にのぼり、どのようなシチュエーションで気になるかについては、「顔を近づけたり、スキンシップをしているとき」が83.0%で圧倒的に多かった。愛犬の小型化に伴い室内飼育をするオーナーが増え、接触が密になったことで口臭が気になる機会も増えたと推察できる。
愛犬の口のニオイが何かしら気になるというオーナーに、その理由について聞いたところ、「不快なニオイと感じるから」が64.2%でもっとも多かったが、僅差で「健康状態が良くないサインかもしれないから」(61.0%)が続いた。ただ不快に思うだけでなく、愛犬の健康を心配するオーナーも多いようだ。
さらに、愛犬の口のニオイを抑えたいと思っているオーナーが「かなりそう思う」「どちらかといえばそう思う」を合わせると97.5%、自宅でのデンタルケアが必要かの問いに対して「必要」「どちらかといえば必要」が合わせて95.1%と、大部分が口臭をどうにかしたいと考え、デンタルケアの必然性を強く感じていることがわかった。
しかし一方で、自宅で愛犬のデンタルケアをしているか否かについては、「していない」と回答したオーナーが4割近い36.1%にのぼった。その理由については、やはり「愛犬が嫌がるから」が69.9%でもっとも多く、次いで「面倒だから」「デンタルケアの方法がわからないから」が同率の43.8%で続いた。
また、何かしらデンタルケアを行っているオーナーも、「デンタルケアがうまくできているか」の問いに対し、「不安に思うことがよくある」(46.5%)、「不安に思うことがたまにある」(43.4%)と回答し、9割近いオーナーが愛犬のデンタルケアに何かしらの不安を抱えていることがわかった。
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