同社のペット保険「どうぶつ健保」契約者に対して行ったインターネット調査によると、まず「愛犬・愛猫の口臭が気になるか」の問いに対し、シニアの年齢に近づく6歳あたりから「口臭が気になる」という回答が増え始め、8歳では55.7%と半数を超えた。
また、獣医師から「歯石や歯垢がついている」と言われた犬・猫は6歳で45.9%、8歳では58.8%で、口臭と歯石・歯垢に相関関係がみられることがわかった。
日ごろ実践しているデンタルケアでは、「デンタルガムやデンタルケア用おもちゃを与える」がもっとも多かったが、僅差で「歯ブラシで歯みがきをする」「デンタルシートやガーゼなどで歯みがきをする」が続いた。積極的に歯のケアを行うオーナーが多いようだ。
その傾向を裏づけるように、「飼い主がデンタルケアをしているときに感じること」の問いでは、約半数の46.0%が「わが子のケアとして当然」と感じているという。しかし一方の愛犬・愛猫はというと、デンタルケアを「とても嫌がる」「少し嫌がる」という回答が44.9%にのぼり、オーナーとペットのデンタルケアに対する気持ちのギャップが浮き彫りになった。
同社はこの結果を受け、「正しく歯みがきが続けられるよう、小さいころから口のまわりを触っても嫌がらないように慣らしたり、嫌がる場合には褒めながら歯みがきをする、おもちゃやオヤツを利用して楽しい時間として演出するなどの工夫をして歯周病を予防しては」とアドバイスしている。
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