今年の2月ごろから、トロピカルアイランド内の「サンゴ礁の庭」で、親ザメが装飾用のサンゴに卵を産みつけはじめた。担当の飼育係は、卵を見つけると一つずつ回収。裏方の水槽で見守っていたところ、7月ごろからふ化が始まり、現在までに30尾もの赤ちゃんザメが誕生した。
イヌザメの赤ちゃんは体長15㎝ほどで、独特の黒と白のシマ模様に覆われている。イヌザメの体色は成長とともに灰褐色に変わっていくため、くっきりとしたシマ模様がみられるのは、赤ちゃんのときだけだ。普段は岩陰でじっとしていることが多いのだが、時折「においを嗅ぎながら砂の上を這うように泳ぐ動作」が「イヌ」を連想させるため、イヌザメと言われるようになった。
ところで、鴨川シーワールドでは、11月1日の「軽量の日」にちなみ、動物たちの体重測定を行うイベントや、1日の夜は女性限定で水族館で女子会が楽しめる季節限定イベント「レディスナイトステイ」などが企画されている。詳しくは、鴨川シーワールドのホームページで。
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