11月9日午後、Twitter上に次のようなツイートが投稿された。
「小田急線、学前からネコ乗ってきた 」
「小田急線電車内にてネコが迷いこんだ模様、不安そうに車内を走り回ってるゾイ」
添付されていた画像には、好奇心いっぱいで座席に登っている白黒の子猫。どこかの駅から、乗降客とともに車内に紛れ込んだらしい。電車に乗り合わせた人々は、「なぜこんなところに子猫が!?」という驚きの表情で見守っている。
最初に画像を投稿した人のツイートがどんどんリツイート(同じ投稿をもう一度つぶやいて広めること)で拡散され、それを偶然、飼い主が見て自分の猫だと名乗りを上げた。子猫は抱っこして駅に降りてくれた女性から、飼い主の元に無事に戻ることができたという。まったく無関係だが、たまたまこのツイートを見かけて心配した多くの人たちも、ホッと胸をなでおろしたことだろう。
もし現在のスマホやTwitterというツールがなければ、子猫がこんなに早く飼い主の元に戻ることはなかっただろう。まさに偶然が生んだ奇跡のような迷子劇だったといえる。そして、この話にはもうひとつの偶然が重なっていた。最初に画像を投稿した人と子猫の飼い主は、なんと知り合いだったというのだ。世間は広いようで狭いというが、ネットの発達により、世界は確実に狭くなっているのかもしれない。
ワールドペットニュース
Twitterの情報網で迷子の子猫が無事飼い主の元へ
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