映画「さらば、愛の言葉よ」は、83歳になるフランスの巨匠ゴダール監督が初めて3Dで長編を描いた野心作。今年のカンヌ国際映画祭では、審査員特別賞のほか、本作で重要な役割を演じた愛犬ロクシーに「パルムドッグ審査員特別賞」が授与された。
人妻と出会った独身男、ふたりは愛し合い、ケンカし、次第にすれ違っていく。季節は巡り、再会したふたりの前に現れた1頭の犬ロクシー。彼の生きる世界は自然とともにあり、美しく輝き、やがて男女の関係性もかわっていく…というストーリーだ。
ウェルシュ・シープドッグのロクシーは、ゴダール監督とパートナーのアンヌ=マリー・ミエヴィルの愛犬で、映画に登場するカットは散歩の途中にゴダール監督自らが撮影したという。映画「さらば、愛の言葉よ」は、2015年1月、シネスイッチ銀座ほか全国でローショー公開される。
関連URL: 映画「さらば、愛の言葉よ」オフィシャルサイト