その日、プールを占拠したのは、母グマと5頭の子グマたち。クマたちは最初、プールの水を飲んだら森に帰るだろうと思われていたが、その後12時間も居座って傍若無人に遊び回った。

　クマもさすがにことしの暑さには参ったのか、母グマは気持ちよさそうにプールに浸かったまま上がろうともせず、子グマたちはプールに浮かんでいる浮き輪やおもちゃに噛みついたり、ほかの遊具で人間の子供用に遊び回った。バッソ家の家族は、クマが遊び回っている間、外に出ることもできず、次々におもちゃを壊されているのを見ているしかなかった。

　しかし不思議なのは、子グマの数。通常クマは1～3頭出産し（平均2頭）、3頭以上生むことは非常に珍しい。画像の子グマは微妙に大きさが違うように見える。もし、それが月齢の差によるものだとしたら、この母グマは子グマの保育園の遠足を、バッソ家のプールで楽しんだのかも知れない。

関連URL: Bears take over Rockaway Township pool（youtube）