カリフォルニア在住で現在44歳になるココは、生後すぐに発達心理学者のFrancine Patterson博士と出会い、手話を学んだ。博士は、ココには自分で面倒をみたり、愛情をかける相手が必要だと考えていたが、ゴリラの赤ちゃんを用意することは難しい。そこで博士は、ココの誕生日、7月4日に特別なプレゼントを用意することにした。
ココの前に置かれたのは6頭の子猫が入った箱。その中から、ココが一目惚れしたのはブルータビーの「Ms.glay」と、ブラウンタビーの「Ms.Black」。動画からはココが、手話で子猫を頭に乗せてと要求し、子猫を自分のBABYと表現し、メロメロにかわいがっている様子がうかがえる。
実はココが猫を育てるのは、これが初めてではない。ココは以前、All Ballと名付けた猫をかわいがり、大切に育てていた。しかし、All Ballは交通事故で死んでしまい、それを知ったココは涙を流して悲しんだという。種を超えて、ほかの生きものを慈しむ心を持つココは、新しい家族を得て、生きる喜びも取り戻したように見える。
ワールドペットニュース
手話ができるゴリラ、ココに新しい家族が!
海外