1982年からスタートした「元祖カピバラの露天風呂」は、伊豆の冬の風物詩として親しまれており、今年も11月21日から、来年4月6日まで、カピバラが露天風呂を楽しむ様子を見ることができる。今年は、伊豆シャボテン公園開園55周年を記念して、「もっと自然に」「もっと身近に」に露天風呂をリニューアルした。
11月26日の「いい風呂の日」には、フ(2)ロ(6)リダから届いたばかりのグレープフルーツで、カピバラのココロとカラダを潤す「グレープフルーツ湯」を開催。タライは、伊東温泉で毎年夏に開催されている「松川タライ乗り競争」で使用されていたものを特別に譲り受けた。グレープフルーツの爽やかな香りと、タライにはったお湯の湯煙のなか、気持ちよさそうに目を細めるカピバラファミリーの仲睦まじい様子が楽しめる。
カピバラは、ネズミ目(齧歯目)カピバラ科ネズミの仲間で、体長は約80cm、体重は最大50~60kgになる最大種。強いオス1頭とメス数頭とそのこどもたちの平均10~20頭の群れで行動する。「目・耳・鼻」が一直線に並んでおり、水の中に入るのに適した顔かたちをしている。
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