株式会社ネコリパブリック(略称:ネコリパ)は、未だ年間10万頭近い猫が殺処分されている状況を、ただ悲惨で残酷だと訴えるだけでなく、猫の新しい家族捜しを行いながら、猫とおしゃれで素敵なライフスタイルを提案、ビジネスとして「自走」を目指す新しいスタイルの「自走型保護猫カフェ」を、岐阜、大阪、東京のお茶の水で展開してる。カフェを利用したり、雑貨やペット用品を購入することで、購入者と店が「猫助け」という理念を共有し、楽しみながら猫の保護活動をサポートする仕組みを作っている。
その一端として、これまでに「ネコ市ネコ座ネコ祭り in 岐阜」、「さくら猫祭り in 京都」、「ネコ猫もぐらたたきBOX」、「第二回ネコ映画祭 with 岐阜高校生」、今年3月にはフェリシモ猫部と共催で、神戸で「猫のための」猫祭り「ネコ市ネコ座」を開催するなど、さまざまなイベントを成功させてきた。
今回、ネコリパが取り組んでいるのは、大阪心斎橋にある5階建てのビルを保護猫複合施設の「ネコビル」に生まれ変わらせるプロジェクト。現在ネットで資金を募集するクラウドファンディングサイト「kibidango」で資金を集めている。目標額は1千万円で、「にゃんにゃんにゃんにゃん」の2,222円から参加でき、それぞれの出資金に合わせたさまざまな特典が用意されている。
ネコビルの概要は、1階は猫を眺めながらドリンクやお酒が楽しめる「猫カフェバー SOMETHIN' NEW YORK」、2階は常設でネコ市ネコ座の展示作品が購入できる「ネコ市ネコ座」、3階は猫にとっても人にとっても夢の様な空間「保護猫カフェ ネコリパブリック」、4階は猫とお昼寝しながら本も読めるレストスペース「CAT&BED&BOOK」、そして5階にはパーティースペースとしても利用できる交流の広場「ネコシェアオフィス・ネコワーキングスペース」と、猫にも人にも癒やしの空間として生まれ変わる予定だ。
今後もネコリパブリックがどのようなアイデアで、殺処分ゼロを目指す活動を行っていくか、目が離せない。
ワールドペットニュース
心斎橋に猫助けができて猫と楽しめる「ネコビル」を!プロジェクト進行中
ニュース全般