毎年9月20日から26日は、動物の愛護と適正な飼養についての理解と関心を深めるために「動物の愛護及び管理に関する法律」で定められた動物愛護週間が設けられている。

　毎年公募される「動物愛護週間ポスターのデザイン絵画コンクール」で選ばれた最優秀の作品には、環境大臣賞が贈られ、その作品を基に作成された動物愛護週間ポスターが、動物愛護週間の普及と国民の動物愛護管理に関する意識の一層の高揚を図るために、全国の自治体等に配布される。

　今年度のデザイン絵画のテーマは、「譲渡でつなごう！命のバトン　～新しい飼い主さんを探しています～」。無責任な飼い主による飼育放棄や迷子、所有者不明などにより、自治体の動物愛護センター等に引き取られた犬猫の数は、全国で約15万頭。そのうち約10万頭がやむなく殺処分されている（平成26年度）。

　新たにペットを迎え入れる際には、自治体の動物愛護センターや保健所、動物愛護団体などから譲渡される犬猫を迎え入れることを選択肢の一つに加えることで、殺処分数を減らすことを期待している。

　応募締切は6月3日（金）（当日消印有効）。募集要項詳細は、実施についてのお知らせページで確認を。

関連URL: 平成28年度動物愛護週間ポスターのデザイン絵画コンクールの実施について（お知らせ）